バスケ部田中晴瑛、富山グラウジーズへ加入
11月のリーグ戦をもって男子バスケットボール部を引退した田中晴瑛選手。大学卒業後の進路として、富山グラウジーズに特別指定選手としての加入が決定した。既に富山県での生活をスタートさせ、実際に試合へも出場をしている田中選手にプロ転向決定時の心境や富山県での生活について聞いた。
※取材は12月中旬にメール形式で実施しました。
――プロへの転向決定時、どのような心境でしたか。
「楽しみな気持ちが大きかったと思います。不安も少しあったと思いますが、小さい頃からの憧れでもあったので嬉しさと楽しみな想いでいっぱいでした」
――入団が決定し、家族の反応はいかがでしたか。
「家族にはLINEで伝えたのでリアクション等は分かりませんが、安心したのではないかなと思います。自分もプロになれるか不安な部分がありましたが、両親もすごく不安だったと思うので、喜びよりホッとしたんじゃないかと思います」
――歓声が多くある中でプレーする気持ちはいかがですか。
「プロの舞台ということもあって、毎回すごく緊張しています。ただ、ホームでもアウェイでも必ずブースターの方々の声援があるので、とにかくやれることを一生懸命という想いでコートに立ってます」
――仲の良い選手はいらっしゃいますか。
「先輩方が優しいので、全選手と楽しくやらせてもらっています。特にガードの同じポジションの選手は一緒にワークアウトしたり、アウェイでご飯食べに行ったりと一緒に過ごす時間が多いと思います」
――同じポジションかつ、B1で長くプレーされていた選手から影響を受けることはありますか
「考えの幅は少しずつ広がっているのかなと思います。見て吸収したり、実際に聞いてアドバイスをもらったりしていく中で、自分にはなかった部分が加わっているのかなと思います」
――富山県でお気に入りの場所は
「お気に入りの場所はまだありませんが、晴れた日の立山連峰は本当に綺麗で迫力がすごいなと毎回思っています」
――実際に富山で生活してみて大変だなと感じたことは
「雨の日が多いところが大変だなと思います。すぐに天気が変わり雨が降ったり止んだりします。これからは雪も積もると思うので気候には苦労しています」
――日々の癒しや楽しみは
「最近は実家の犬を携帯から遠隔で見れるようになったことが癒しです。声も出せるので、名前を呼びますが、実際に人がいないと全く振り向いてくれないのでちょっと悲しいです。寝てる姿や家族が帰って来た時のしゃいでる姿を見ることがすごく癒しになってます」
――理想の選手像は
「スコアもできて、味方も活かすことができる選手が理想です。どれかだけ飛び抜けているのではなく、オールマイティに全てのスキルを高いレベルにした上でゲームの中で選んでいくことができる、そういった選手が最終的な理想像です」
――今後の夢や目標は
「プロのスポーツ選手はいつキャリアが終わるのか分からないので、長くプレーするために日々大切に、とにかく毎日成長していけるようにしたいと思います」