バスケットボール部

DATE:2024.09.18バスケットボール部

2試合連続で白星をあげ勢いに乗る!

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声掛けによりチームを鼓舞した田中(撮影?志村采美)
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終始明るい雰囲気のベンチサイド(撮影?橋本佳達)

第100回関東大学バスケットボールリーグ戦の第6節法政大戦が9月18日キッコーマンアリーナで行われた。結果は以下の通り。

〇駒大67-58上武大●
1Q 11-8
2Q 15-19
3Q 21-14
4Q 20-17
スターティングメンバー
PG#3 田中晴暎(営4)
SG#4 石川昂(法3)
SF#11 齊藤雄都(営4)
PF#20 古島輝(経3)
PF#35 星健太郎(営4)

今節の相手は昨季のリーグ戦対戦成績では駒大と1勝1敗と、五分の関係にある上武大だ。

第1Qは両チームにシュートミスが多く見られ、こう着した展開になる。3ー6から3番田中が倒れた状態からスリーポイントを沈め、同点に追いつく。田中はさらにもう1本スリーポイントを成功させ、逆転に成功。11ー8の僅差で第1Qを終えた。

第2Qは第1Qから一転、点の取り合いに。4番石川、12番野口がスリーポイントを決めるなど、一時リードを7点に広げる。しかし、上武大も攻撃のリズムをつかみ始め、徐々に点差を縮められる。駒大も粘りのプレーを見せるが、試合終了と同時に放たれたシュートが、ブザービーターで決まり逆転を許し、26ー27の1点差で前半を折り返した。

1点のリードを許した状態から始まった第3Qでは、互いに点を返す展開が続き、試合中盤で4番石川や3番田中、35番星といった4年生選手を中心に点を重ね勢いに乗る。リードされていた状態から逆転に成功し、6点差まで広げ47ー41で終える。

最終第4Qは、12番野口の先制点から始まり、その後スリーポイントを決め点を重ねる。一時はリードを10点差まで広げるが、再び点差を縮められてしまう。60番楠本がシュートを決めタイムアウトに入るが、タイムアウト明けも積極的にシュートを決め、徐々にリードを広げて67ー58で試合終了。

次戦は9月21日、立教大学新座キャンパスにて行われる埼工大との対戦だ。

インタビュー

◆田中晴暎(営4)

――今日の試合を振り返って
「上武大は毎年負けている相手だったため『全員で勝とう』という気持ちで入ったが、前半は点数が伸びなかった。かなり苦しんだが、耐えながら後半にいい形で点数を取れたので良かったと思う」

――久しぶりの試合での勝利だが、今の気持ちは
「青学大戦でやっと勝つことができてから、少し時間が空いた。試合前、全員に『青学大戦がベストゲームだが、ベストゲームをさらに作って塗り替えていこう』という話をした。シンプルにうれしいが、まだ満足はしていない」

――今日の試合で意識していたことは
「特別、意識していたことはない。毎試合、相手のスカウティングを行なっているが『何がやられてはだめで、どこまでは許容できる』など自分たちでしっかりと線を作り、ゲームに挑むということができたと思う」

――今日の試合で良かった点は
「みんなで耐えることができたこと」

――今日の試合の反省点は
「前半のバスケットが重くなってしまい、点数が伸びないことが多い。そこを『自分たちがもっと走るべきなのか、ハーフコートでのバスケットをきれいにするべきなのか』などと試行錯誤をして、やっていきたい」

――次戦に向けて
「次戦が9/21とすぐにある。今日たくさん出た選手もいたが、言い訳をせずに自分たちがやることに全員がフォーカスして、自分たちのバスケットをしたい」

◆櫻井銀河学生コーチ

――今日の試合を振り返って
「前田ヘッドコーチが不在の分、チーム内の雰囲気や指導の面で不安な部分はあったと思うが、選手が雰囲気の部分も含めてとても頼もしかった」

――久しぶりの試合での勝利だが、今の気持ちは
青学戦で勝利してチーム全体の雰囲気が上がっていた中で、本当に欲しかった1勝を手に入れることができた。1勝ずつが大事になってくる1巡目で待ち望んでいたので嬉しい」

――いつも以上にチームの雰囲気が明るく感じたが、全体で声掛けはあったのか
「3番田中晴暎(営4)や4番石川昂(G4)がキャプテンとして、練習中や試合前を含めて、沢山声掛けをしてくれた。チーム全体で声掛けに便乗をして明るい雰囲気を作れた」

――今日の試合で良かった点は
「ベンチの雰囲気が良かった。試合全体を通しても、大事な場面で田中や11番齊藤雄都(市4)がシュートを決めてくれたり、35番星健太郎(営4)がゴール下で粘ってくれた」

――今日の試合の改善したい点は
「オフボールでカッティングされてしまうことが多く、詰めが甘かったなと感じた。終盤になるにつれて1点がより大切になってくるため、チームとして改善をしていきたい。フリースローなどのシュート力を高めることができれば、もっと楽に勝つことができると思う」

――高さのある選手が多い上武大に対して意識していたことは
「スクリーンプレーは、時々駆け引きをしながら耐えようと話していた。留学生選手のディフェンスではセンターで20番古島輝(経3)と60番楠本兼伸(現1)が1人で守ってくれたことが大きかった」

――次戦に向けて
「3部から昇格したチームだが、勢いに乗るとどこにも勝てるチームだと思う。留学生選手も1対1が強い選手が多いので、引き続き留学生の選手を警戒しつつ前半からディフェンスを作っていきたい」

執筆者:橋本佳達、志村采美

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